Biography
藤圭子バイオグラフィー

年月日

藤圭子年表

社会の出来事

1951.07.05

岩手県一関で生まれる。本名阿部純子

◇プロ野球第1回オールスター戦が甲子園で行われる(51.7.4)
◇体協国際委員会で60年第17回オリンピックを日本に招致する意向決定(51.7.5)

1954〜 

北海道旭川市旭町に移住、その後旭川市神居に移住、小中学校時代をここで過ごす。生まれる。本名阿部純子

◇「君の名は」真知子巻流行(53.12)
◇力道山、木村VSシャープ兄弟(54.2.19)
◇第5福竜丸ビキニ被爆(54.3.16)
◇美空ひばり・雪村いずみ・江利チエミの3人娘
◇石原慎太郎「太陽の季節」芥川賞受賞(56.1.23)
◇石原裕次郎「太陽の季節(日活)」で映画デビュー(56.5.17)
◇「もはや戦後ではない」経済企画庁発表(56.7.17)
◇人工衛星スプートニク(57.10.4)
◇第1回ウエスタンカーニバル(58.2.8)
◇東京タワー完工式(58.12.23)
◇キューバ革命(59.1.1)
◇皇太子御成婚(59.4.10)
◇「少年マガジン」(59.3)「少年サンデー」(59.4)創刊
◇安保闘争(60.6)
◇浅沼稲次郎刺殺事件(60.10.12)

1961頃  

 幼い頃より浪曲家の両親と共に旅回りに同行。若干10歳、小学校4年生の時初めて人前で歌う。歌は畠山みどりの「出世街道」であったとされている。
中学3年の時に両親が北海道空知にある「きらく園」というリゾート施設の専属芸人となるために岩見沢に移住、そこで両親と共に住み込みで学校に行きながら働く。

◇ベルリンの壁構築(61.8.13)
◇植木等「スーダラ節」(61.12)
◇ビートルズデビュー(62.10)
◇キューバ危機(62.9.2)
◇吉展ちゃん誘拐事件(63.3.31)
◇ケネディ暗殺(63.11.22)
◇力道山死去(63.12.15)
◇「平凡パンチ」創刊(64.4)
◇新潟地震(64.6.16)
◇東京オリンピック開幕(64.10.10)
◇高倉健「網走番外地」(65.4.18)
◇NHK朝のテレビ小説「おはなはん」(66.4.4)
◇ビートルズ来日(66.6.29)GSブーム
◇「フーテン族」新宿東口広場などに現れる。(67.8.8)
◇深夜ラジオ「セイヤング(土居まさる)」「パックインミュージック(白石冬美他)」など大人気。(68.1)

1968.02

岩見沢市民会館で行われたいわみざわ雪まつり歌謡大会で急遽欠場した歌手の代理で出場したステージ直後、作曲家八州秀章氏からスカウトされる。
中学校の卒業式を終えた後そのまま上京。八州氏のもとレッスンを続け、夜は両親と共に錦糸町界隈で流しを手伝う。

◇「あしたのジョー」(68.1)
◇三里塚闘争(68.2.26)
◇学生運動激化。東大卒業式中止(68.3.26)、日大闘争(68.5.23)東大安田講堂占拠(68.6.15)
◇藤純子「緋牡丹博徒」(68.9)
◇新宿で反戦デモ隊と機動隊が応戦「新宿騒乱」(68.10.21)
◇三億円事件(68.12.10)
◇レコード大賞「天使の誘惑」黛ジュン(68.12.21)

1969

作詞家沢ノ井竜二(後の石坂まさを)と出会う 「新宿の女」の誕生

◇東大安田講堂攻防戦(〜69.1.19)
◇京大闘争(69.3.2)
◇新宿西口フォーク集会(69.6.29)
◇アポロ11号月面着陸(69.7.20)

1969.08.13

RCA専属歌手となる


◇シャロンテート殺害事件(69.8.9)
◇ウッドストック(69.8)
◇早大機動隊導入封鎖解除(69.9.3)
◇慶大機動隊導入封鎖解除(69.9.8)

1969.09.25

 「新宿の女」でデビュー。曲のプロモーションの為、「25時間キャンペーン」をを新宿で行う。


1970.01 国際劇場「橋幸夫ショー」出演
1970.03.05 

 1stLP「新宿の女/演歌の星 藤圭子のすべて」発売

◇大阪万博博覧会(70.3)
◇「anan」創刊(70.3)
◇よど号ハイジャック(70.3.31)

1970.04

「圭子の夢は夜ひらく」がシングルカット。 園まりが同名タイトルの曲を歌っていたのを歌詞を変えて藤によって歌われたもの。この曲は発売枚数76万枚の大ヒット。社会現象にまでなったという。五木寛之は大学紛争が権力によって抑え込まれていく敗北の過程と、藤の歌とを重ね合わせ「ゴキブリの唄」で絶賛、当時若者に圧倒的な人気を博した赤塚不二夫の漫画「おそまつ君」にもハタ坊が「ホッカイローのケーコターン!ダリラリラーン」とわめきながら駆け抜けていったという。

◇ボウリングブーム中山律子
◇「赤色エレジー」林静一(ガロ)
◇人気ドラマ「ハレンチ学園」「おくさまは18歳」「時間ですよ」
◇「ウーン、マンダム」チャールズブロンソン
◇「男は黙ってサッポロビール」三船敏郎
◇ビートルズ解散(70.4.11)
◇「イージーライダー」
◇「地獄へ墜ちた勇者ども」

1970.5.3〜5

江東劇場でワンマンショー

 

◇プリンス号シージャック事件(70.5.12)

1970.5.30

出演映画「盛り場流し唄 新宿の女」(日活)公開。またこの映画は1999年の12月パーフェクTVで放映された。この時ビデオ録画した方、おられましたらダビングして下さい。お願いします。

1970.7

 2stLP 「女のブルース」発売

◇東京で「光化学スモッグ」問題(70.7.18)

1970.8 

  1stLP 「新宿の女」が3.30付〜8.10付のオリコンアルバムチャートで20週連続1位獲得 また「新宿の女」から1位の座を奪ったのも藤の「女のブルース」であった。その後「女のブルース」も17週連続チャート1位。藤圭子のアルバム2枚が1970年3月31日付から1971年1月11日付までおよそ10ヶ月の間1位であったことになる。これは10ヶ月連続TOP10とかチャートインとかではない 10ヶ月連続1位でという、とほうもなく凄い記録である たぶんまだこの記録は破られていないと思うし、最近の1ヶ月で200万枚売って、あっというまにチャートを落ちるという異常なチャートアクションが今後も続くかぎり破られることはないであろう

◇銀座、新宿など4箇所で歩行者天国スタート(70.8.2)
◇植村直己マッキンリー単独登頂(70.8.30)
1970.9.14〜20  

浅草国際劇場でワンマンショー


1970.9.22

出演映画「ずべ公番長 夢は夜ひらく」(東映)が公開。
※2000年6月に東映よりVHS再発
※2008年8月に東映よりDVD再発

1970.10.03 

出演映画「涙の流し唄 命預けます」(松竹)

◇「ウーマンリブ」銀座でデモ(70.10.21)
1970.10.21 ファンの集い「運動会」開催

1970.10.23

 デビュー一周年リサイタル「藤圭子 演歌を歌う」(渋谷公会堂)


◇ボクシング大場政夫世界F級世界タイトル奪取(70.10.22)
◇張本勲3割8分4厘で最高打率記録
1970.11.09

第1回日本歌謡大賞受賞 「夢は夜ひらく」

◇三島由紀夫自決(70.11.25)

1970.12.15

出演映画「女子学園 やばい卒業」(アカデミープロ=日活)公開 
※2013年6月にHappinetよりDVD再発

◇東京小平市で高校生いじめで死亡(70.12.17)
1970.12.31

第12回日本レコード大賞大衆賞受賞「命預けます」


第3回日本有線大賞優秀スター賞受賞「命預けます」
第3回日本レコードセールス大賞受賞
NHK「第21回紅白歌合戦」(東京宝塚劇場)に初出場。紅組13番目、「夢は夜ひらく」を歌唱。

◇レコード大賞「今日でお別れ」菅原洋一(70.12.31)
◇Gパンが「ジーンズ」と呼ばれはじめファッションアイテムとして認知

1971.1.2〜5

京都南座公演




1971.01.25 

第8回ゴールデンアロー賞受賞。歌手としては初めての受賞であったそうだ

1971.1.8〜14

浅草国際ワンマンショー「初夢七変化」

◇タイガース日本武道館で解散コンサート(71.01.24)
◇アポロ14号月に着陸(71.02.05)

1971.03.03

自称伝「演歌の星/藤圭子物語」発表

1971.05.09 ファンの集い「運動会」開催

◇大久保清事件(71.5.14)
1971.07.10

出演映画「藤圭子 わが歌のある限り」(松竹)公開。


◇江夏豊がオールスターゲームで9連続三振(71.07.17)
◇マクドナルド日本1号店「銀座店」(71.7.20)

1971.08.02 前川清と長崎県佐世保市で結婚挙式

1971.12.31

NHK「第22回紅白歌合戦」(東京宝塚劇場)出場。紅組9番目「みちのく小唄」歌唱、前川清の代役も務める。

◇レコード大賞「また逢う日まで」尾崎紀世彦(71.12.31)
◇札幌冬季オリンピック開幕(72.2.3)
◇連合赤軍浅間山荘事件(72.2.19)
◇連合赤軍リンチ殺人事件(72.3.7)
◇田中内閣発足(72.7.7)

1972.01.25 「京都から博多まで」発売。京都〜博多間縦断キャンペーン。

◇グアム島で元日本陸軍兵士横井庄一発見(72.01.24)

1972.08.13 前川清との離婚発表
1972.09.25

デビュー3周年記念盤「花は流れて」発表

◇日中有効条約締結(72.9.29)
◇ジャイアントパンダのカンカンとランランが上野動物園で一般公開(72.11.5)

1972.12.25

NHK「第23回紅白歌合戦」3年連続出場。紅組14番目「京都から博多まで」を歌唱

◇米軍のベトナム空爆激化、泥沼の様相(72.12.19)
◇レコード大賞「喝采」ちあきなおみ(72.12.31)

1973.6.25〜7.5

初めてのヨーロッパ旅行(ロンドン〜パリ)

◇ハイセイコーNHK杯快勝(73.5.6)

1973.10.31

100曲LP完成記念リサイタル(イリノイホール)


◇オイルショック(73.10)
◇レコード大賞「夜空」五木ひろし(73.12.31)

1974.01.22 ファンの集い「バス旅行/サマーランド」
1974.02.03

藤圭子新春演歌リサイタル(杉並公会堂)

◇小野田少尉ルパング島より帰還(74.3.12)

1974.05

喉のポリープを国立医療センターにて手術。この手術以降、独特の枯れた声が思うようにでなくなり藤自身かなり悩んだという。

◇三菱重工本社爆破事件(74.8.30)
◇日本赤軍ハーグ事件(74.9.13)
◇長島茂雄現役引退(74.10.4)

1974.08 ラジオDJ「圭子のこの指とまれ」(ニッポン放送)
1974.12.01

NHK「ビックショー」出演

◇サイゴン陥落(75.4.30)
◇レコード大賞「襟裳岬」森進一(74.12.31)
◇六価クロム禍(75.7.16)

1975.12.31

NHK「第26回紅白歌合戦」(NHKホール)に出演。紅組3番目「さすらい」を歌唱。


◇レコード大賞「シクラメンのかほり」布施明(75.12.31)
◇ロッキード事件(76.3.1)

1976.02 新栄プロダクションに移籍
1976.05.12〜19

新宿コマ劇場「村田英雄/藤圭子 合同公演〜大笑いむすめねずみ小僧」

1976.08.25

デビュー7周年シングル「聞いてください私の人生」発売

◇モントリオール五輪。コマネチフィーバー(76.7)
◇ロッキード事件、田中角栄逮捕(76.7.27)

1976.09.13

NHK「ビックショー」に出演

1976.09.25

デビュー7周年リサイタル「聞いてください私の人生」(新宿コマ劇場)

1976.11.05 「はしご酒」発売。浅草雷門で「はしご酒」キャンペーン(11.18)

1976.11.23 ファンの集い「バス旅行」

1976.12.31

NHK「第27回紅白歌合戦」(NHKホール)に出場。紅組15番目「はしご酒」を歌唱する。

◇レコード大賞「北の宿から」都はるみ(76.12.31)
1977.1.14〜28

新春特別公演「歌謡バラエティー/藤圭子とともに」(新宿コマ劇場)


◇青酸コーラ事件(77.1.4)
◇ネッシー発見?(77.4)スーパーカーブーム
◇王貞治756号本塁打(77.9.3)
◇小中学生の自殺相次ぐ(77.9)
◇レコード大賞「勝手にしやがれ」沢田研二(77.12.31)

1977.11.05

シングル「面影平野」発売

1978.02.26

NHK「ビッグショー」出演


◇三里塚鉄塔撤去(78.2.6)
◇「なんちゃっておじさん」(78.3.20)
◇サラ金苦(78.8.21)
◇江川卓空白の一日(78.11.21)
◇レコード大賞「UFO」 ピンク・レディー(78.12.31)
◇梅川昭美三菱銀行北畠支店立て篭もり事件(79.1.26)

1979.03 TVドラマ「標的」出演

1979.5.9〜13

デビュー10周年記念公演(日劇)

◇インベーダーゲーム喫茶店を占領
◇「口裂け女」(79.6)

1979.8.21

デビュー10周年記念LP「藤圭子全集」発表

突然の引退声明
1979.12.26

引退記念リサイタル「さよなら藤圭子」(新宿コマ劇場)


◇レコード大賞「魅せられて」ジュディ・オング(79.12.31)
アメリカへ旅立つ

【参考文献/参考サイト】

◇藤圭子バイオグラフィー(藤圭子RCA再発CD名盤選書ライナーノーツ) / 高護氏

◇昭和全記録(毎日新聞社)

◇20世紀の記憶/連合赤軍「狼たちの時代」(毎日新聞社)

http://www.asahi-net.or.jp/~qm4h-iim/m-koha00.htm
紅白歌合戦出場者リスト)

http://www.0120-01-2334.co.jp/home/h/huzikeiko.htm 
(心の歌コンサート)

http://www.interq.or.jp/www1/tommy/shop/disco/K-Fuji.html
(トミーレコード 藤圭子バイオグラフィー)

http://www.jacompa.or.jp/index.html
(日本作曲家協会オフィシャルサイト)